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機動戦士ガンダム外伝―THE BLUE DESTINY 講談社文庫

機動戦士ガンダム外伝―THE BLUE DESTINY 講談社文庫 人気ランキング : 59127位
定価 : \790
販売元 :講談社
発売日 : 2002/10/01
発送可能時期 : 通常2〜3日以内に発送
価格 : \790

バランスの取れた内容

ガンダム関係の小説の中で一番好きです。個人的にユウ・カジマとブルーが好きなためですが、小説としての完成度も高いです。近年の作品には珍しくEXAMを通してニュータイプへの解釈もされているし、ミリタリーとフィクションのバランスも取れていると思います。主人公のユウ以外の人物描写が薄いのは確かですが、宇宙世紀を生き抜いた一人の兵士が関わった奇妙な事件を、その当人から描写したという構成ですので大した不満点ではありません。

メカ描写は特筆物です!

「逆襲のシャア」のラストで、吹き飛ばされそうなギラ・ドーガをジェガンで助けていたのは、この作品の主人公だったんですね。
そんな彼の1年戦争時の体験が描かれているのですが・・・
戦闘シーンとか、メカの描写は大変燃えました!男の心が熱いです!
しかし、人物描写が・・・私が富野監督の作品を読みすぎているのか、この作品では、とっても薄っぺらな感じがします、特に恋愛に関しての描写が余りにもご都合的に進みすぎている感が大変気になりました。

オールドタイプが主人公

ガンダムの原作者・富野氏の描く主人公はほぼ全員がニュータイプであり、一連のガンダムシリーズはいってみればニュータイプのストーリーであった。この作品は、本家のニュータープストーリーから一線を画し、オールドタイプが主人公であるところに価値があると思う。もっとも、アンチ・ニュータイプ用の兵器・EXAMシステムがストーリーの核となっているのではあるが。

堅実な作品。でも違和感が……。

 お馴染みの「ガンダム」世界に題材をとったゲームのノベライズ、ではあるものの、たぶん、モトネタとなったゲーム自体は、あふれんばかり「ガンダムのキャラクター商品」の中では、かなりマイナーな部類に入ると思う。だって、「あの」セガサターンのゲームだったし。

 その意味で、ゲームが流通していた当時に発刊された作品が、モトネタのゲームが半ば忘れ去られていようとしている今になって、ティーンエイジャー向けのライトノベルのレーベルなぞではなく、「講談社文庫」という、ごくごく普通の、一般的な小説が納められるレーベルの一冊として再発行されたことは、かなり異例のことだと思う。たしかに、モトネタのゲーム(あるいは、「ガンダム」という、今ではかなりポピュラーなものとなった虚構世界)のことを前提として知らなくとも楽しめるような工夫は、随所に施されているのだが。
ともかくも、三十年以上に渡って多くの人々の手によって構築されてきた作品世界を、これでもかといわんばかりに累積されてきたディテールを、軽々と裁いて見せる力量はいっそ見事で、誠実だとは思う。思うけれども、過去にでた「ガンダム」物のノベライズ(まあ、大本、作品の監督である富野氏の手によるものほとんどなわけだが)などと比べると、読んだ印象はかなり異なる。
 なんというか、こっちの作品のほうが清潔というかさわやかというか、印象としてあまりセクシャティを感じないんだわ。これはたぶん、富野氏の資質と皆川ゆか氏の資質との違いによるとことが多いんでしょうけど。まあ、富野氏、文章家としてみると描写が「濃い」というか「くどい」ほうだし。

蒼の伝説再び

一年戦争末期に起こった蒼いガンダムの物語。ストーリーのそこかしこから、著者の富野ガンダムへのへのリスぺクトを強く感じた。この姿勢は初代直撃世代ならではのものだと思う。

 そのガンダムへのこだわりが、一年戦争期にしてはやや先進的過ぎるのシステム、EXAMを無理なく従来のガンダム世界に組み込んでいると思う。また、ガンダム世界内の講演の形を借りた解説や年表があり、ガンダムを読むのは久しぶりという方にも親切な構成となっている。

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